愛の告白(拓→樹)

「なーイツキ・・」
「んー?なんだぁ拓海ィ。改まって」
「オレ、イツキのこと好きなんだ」
「あー?今更何言ってんだよォ!オレたち、小学校からの仲だろー!?オレも大好きだぜたっくみぃ〜!はははっ」
そういうとイツキはオレの首に手を回しうりうりーとかいいながら脇腹を突っついてくる。
「やめろよイツキ、茶化すなよ。本気なんだって!」
「んなこと言ったってぇ!拓海も女の子の足見てヒューとか言ってたじゃん!」
ああ、過去イツキの話に合わせたのが裏目に出てしまったようだ。イツキはオレの気も知らないで、密着してくる。
「イツキ!!」
「はいぃ!?!?」
ぐるりとポジションを変え、フェンスにイツキを押し付ける。
「マジのマジなんだって……なぁ、どうしたら信じてくれるんだよ・・」
「拓海……」
イツキが顔を真っ赤にしてオレを見つめた直後……
「イッテェーーー!」
イツキに腹パン(弱い)を食らった。
「拓海のばーか!ちょっと顔がいいからって親友をからかってんじゃねー!ばーかばーか!」
そういうとイツキは走って逃げていってしまった。拓海は唖然としながらもボリボリと頭を掻くと
「本当に本気、なんだけどな……」
と呟いてイツキの後を追いかけていった。